21日のダブル世界戦(東京・有明コロシアム)で行われるWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨む挑戦者リカルド・ロドリゲス(27=米国)が17日、横浜市内の大橋ジムで公開練習を行った。

 王者井上尚弥に対し「彼の弱点は接近戦。距離を縮められたら仕事は出来ないだろう」と持ち味の接近戦の貫徹を公言。練習には井上の父真吾トレーナーが姿を見せたが、リング内で動き始めた直後にジムを後に。「あんなロボットみたいな動きを見せられてもね。変なイメージがつくので見ないで帰ります」と本来の動きを見せない練習を早々に見切った。頭から突っ込んでくるタイプのため、「ルールミーティングで確認したい」とバッティングを警戒した。

◆井上尚弥 21日世界戦へ
5月21日に有明コロシアムで開催されるボクシングのダブル世界戦の予備検診が18日、都内で行われた。

 5度目の防衛戦を迎えるWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)は、対戦相手となる同級2位リカルド・ロドリゲス(28=米国)の検診表のデータをみて、「前もって知らされていたデータと変わらない。表情はすごく良いので、調子はいいんだろうな。体も強そうな印象ですね」と見定めた。

 大橋秀行会長は脈拍102だったロドリゲスに対し、「減量が苦しいのかな。ベストコンディションで来てほしい」と注文。ロドリゲスは数値のことを報道陣に聞かれると、「歩いてきたからでしょうかね」と半笑いで答え、問題なしを強調した。

 この日の井上は珍しくキャップ姿だったが、「まだ髪を切ってなくて」と照れ笑い。試合までに整えるつもりだが、髪形については「まだ迷ってます」。そちらもファンの楽しみとなりそうだ。