16日北朝鮮は、予定されている北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とドナルド・トランプ大統領との首脳会談を中止する可能性があると警告した。
 韓国政府によると、北朝鮮は米韓合同軍事演習「マックス・サンダー」を理由に、同日予定されていた南北高官級会談も中止したという。
 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、米韓空軍の合同演習について、侵攻を想定したもので、南北関係が改善しようとする中での挑発行為だと非難した。
 米国は、「この挑発的な軍事騒動を踏まえ、予定されている朝米首脳会談の運命について熟慮しなければならないだろう」と警告した。
 KCNAが今回の報道で用いた文言は、対米防衛には核兵器が必要としていた以前の北朝鮮に突如回帰したかのうような表現となっている。
 しかし、米政府は、引き続き、来月12日にシンガポールで予定されている首脳会談に向けた準備を継続する方針である。ヘザー・ナウアート国務省報道官は、記者団に対し、北朝鮮から政策転換の「通知はない」と述べた。
 北朝鮮得意の瀬戸際外交、さすが国民世論の意向を気にしないで済む独裁国家の君子豹変できる外交の面目躍如である。
 トランプ大統領がイラン核合意離脱を発表し、イスラエルがシリア国内のイラン拠点を攻撃し、13日エルサレムの日、14日イスラエル建国記念の日、米大使館エルサレム移転、ガザ抗議活動、怒りの日と中東が燃え上がり、米国は孤立化した。これを見て東奔西走の条件闘争、中東に足を取られるトランプ氏を困らせ、自らに有利な条件を取ろうとしているのかな。中国によるイランと北朝鮮の東奔西走の策?
 トランプ氏は、これまで掛けてきた時間・労力を無視して条件闘争に乗らない、見切り千両が最善の策である。

注:「北朝鮮、南北高官級会談を中止 米朝会談への警告も」http://www.afpbb.com/articles/-/3174736
  「トランプ、北朝鮮と妥協?」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/66233863.html
  「米朝首脳会談非核化協議南ア方式?」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/66233087.html
  「米朝首脳会談6月12日シンガポール予定」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/66232028.html