長時間にわたる交尾の末に雄が死んでしまう有袋類の動物2種が、オーストラリアの絶滅危惧種リストに掲載された。
 15日研究者らは、この動物たちを救うのは、時間との闘いであるして警鐘を鳴らした。
 2013年に発見されたクイーンズランド州の比較的標高が高く湿った場所に生息するアンテキヌスの2種は、最大14時間も交尾を続けるなど、自殺行為的な交尾を繰り広げる習性で知られている。
 研究者らは、気候変動、生息地の消失、野生化した外来種の存在が、2種の存続を脅かし、死滅する恐れがあると懸念している。
 クインーズランド工科大学の哺乳類学者、アンドリュー・ベイカー氏は、アンテキヌスの激しい交尾について「死に物狂いで次から次へと相手を変えて交尾しようとする。交尾自体が数時間にわたって続くため、疲労困憊する」と話した。
 雄は交尾をする雌にしがみつき、ライバルの雄を撃退しながら交尾を繰り広げるため、テストステロンを過剰なレベルまで作り出し、ストレスホルモンを分泌し続けるため、臓器が破壊され死に至るという。
 問題は、なぜ死に至るまで交尾を続けるかである。
 動物が死に至るまで交尾をするのは、動物種の滅びを察知した快楽自殺なのか。

注:「交尾のし過ぎで知られる豪の有袋類2種、絶滅の危機に」http://www.afpbb.com/articles/-/3174730
  「中国軍入隊不合格者増」http://blogs.yahoo.co.jp/hiromichit1013/66002133.html