米スポーツ専門局ESPNは13日、ボクシングの北京、ロンドン五輪を制し、世界最速の7戦目で2階級制覇したワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がライト級で世界ボクシング評議会(WBC)と世界ボクシング協会(WBA)のタイトルを持つホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)を相手に5月12日にニューヨークで3階級制覇に挑戦すると報じた。
ESPNによると、11戦10勝(8KO)1敗の戦績でスーパーフェザー級から1つ上げるロマチェンコが勝てば、12戦目での3階級制覇は世界最速記録となる。

■リナレス、現役最強ロマチェンコとメガファイト
米スポーツ専門局ESPNなど海外ニュースサイトは13日(日本時間14日)、ボクシングの3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(32=帝拳)と、五輪2連覇で世界最速の7戦目で2階級制覇したワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が5月12日にWBA世界ライト級タイトルマッチで対戦すると報じた。会場は「ボクシングの殿堂」米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンとなる。
WBC世界ライト級ダイヤモンド王者でもあるリナレスは、今年1月に米国で開催された3度目の防衛戦でゲスタ(フィリピン)に12回判定勝ち。試合前から現役最強と称されるロマチェンコとのメガファイトが期待されてきたが、両陣営の交渉の末に4度目の防衛戦として挙行されることになった。スーパーフェザー級から1つ階級を上げるロマチェンコにとっては、世界最速記録の12戦目での3階級制覇がかかる一戦となる。
ベネズエラ出身のリナレスは17歳で来日して、帝拳ジムで拳を磨いてきた。24戦無敗のまま世界初挑戦した07年のWBC世界フェザー級王座決定戦に勝利して世界王者となると、08年には2階級、14年に3階級制覇を達成した。近年は米国、英国と敵地に乗り込んで防衛を重ね、世界的評価を上げてきていた。待望のビッグマッチは、国内ジム所属選手として史上最高峰の一戦となる。